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今ブルーカラーが再注目!AIの進化で「ブルカラービリオネア」も!

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昨今のAIの発達や技術革新は目を見張るものがあります。

そしてAIを活用したサービスのリリースはともすれば毎日といっていいほど起きています。

つい、3.4年前に今のような状態を予想できていた人はどれだけいるでしょうか?

それくらい今までにないスピードで日々が変わっていっています。

それはもうAIの発達ではなく「AI革命」と言っていいレベルです。

AI革命はこれまでの産業革命とは違う

学生時代、産業革命を歴史を勉強してきたかと思います。

過去の産業革命は今まで人が行ってきた仕事を機械化によって代替えするというものでした。

その領域は主に第一次産業と呼ばれる業界・領域のなかで定型的な作業や反復作業などが主なものでした。

肉体的なものが機会に置き換わってきたため知的作業及び知的作業に従事する方々は重宝されてきました。

しかし、今回のAI革命(ここではあえてAI 革命と呼びます)は今までとは全く違います。

今回のAI革命では今まで重宝されてきた優秀な知的作業がAIに置き換わってきています。

既に欧米(アメリカが特に顕著です)では高収入を得るために大学の学位はもはや必須ではないと考えるビジネスリーダーが増加しているといわれています。

ブルーカラーの需要高騰と比例する給与高騰

顕著な例がブルーカラーといわれる業界です。

ブルーカラーとは、通常は見習い期間や実地訓練を通じて学ぶ、スキルを必要とする肉体労働の事で、建設、エネルギー産業、製造、倉庫、運輸、配送などがその代表例です。

米国の労働統計局の予測によると、2020年から2030年の間に創出される新規雇用の約60%は大学の学位を必要としない職種になると見込まれています。

そしてさらに、これらの仕事の中には、10万ドル(約1500万円)以上の収入が得られるものもあるとのことです。

その中でも特に需要の急増が見込まれる職種のうち、35%がブルーカラーであり、2032年までに170万人分の雇用が創出されると予測されています。

この予測を裏付けるかのように実際に欧米では今までは高収入の象徴でもあった金融・証券・IT分野の企業において人員整理を行っている企業も増えてきました。

実際、日本でも黒字なのにもかかわらず人員削減を行う上場企業も数多く出てきています。

その背景にはこのような状況もあるのではと感じています。

今後はブルーカラーはもちろんニューカラーが台頭する!?

AI革命はまだまだこれからさらに加速することが想定されています。

子供のころ夢に見た世界がもしかすると本当に現実になるのかもしれません。

それほど大きな変革で現在需要の急増が見込まれている職種が「ブルーカラー」職種と言われています。

アメリカでは今後、2032年までに現在からさらに150万人以上の雇用が創出されると予測されています。

そんな状況で新しいキーワードとして「ニューカラー」や「ニューカラーワーカー」という言葉もできました。

まだ日本ではなじみのないこの言葉ですが、高学歴であることよりも、専門学校などを出て熟練した労働者として専門的なスキルを持つもしくは持っている労働者のことのようで日本だと各業界の職人といえばわかりやすいかもしれません。

AIではできないことに価値がある

今までと違い、これからは「AIにできない、あるいは代替されにくい」ということが労働市場における価値になってくることが予想されます。

物流のラストワンマイルや建築や製造現場での職人などAIではまだまだ代替えが効かないことが安心や需要になり、価値も上がってきます。

現在の物流業界の人材不足の追い風になるかもしれません。

 

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